見出し画像

伝統技術「抜染」×温度調節する素材から生まれた 毎日着れる「デニムジャケット&パンツ」

2018年、世界で唯一の技術「段落ち抜染」を用いたデニムシューズを発表し、クラウドファンディングmakuakeで多くの方に支援され話題を呼んだ「BASSEN WORKS」。
2019年は休日やオフィスカジュアルに着こなせる、伝統技術と温度を調節するハイテク素材を掛け合わせた「デニムのジャケパン」を新しく発表しました。

世界で唯一の技「段落ち抜染」

画像1

デニムスーツをよく見てみると、グラデーションの掛かったデニム生地が奥行きのある表情をみせています。これは「段落ち抜染」という技術が織りなす味わい。

画像6

そもそも「抜染(ばっせん)」とは、一度染めた生地から漂白のように色を抜く技術のこと。「段落ち抜染」はそこからさらに、色の抜け具合を段階的に変えることで濃淡を表現する、世界でただひとつの技術なのです。(※自社調べ)

デニムのジャケパンをつくっている「山陽染工」は大正14年、広島県福山市にて創業しました。この地域は、古くは備後絣をはじめとし、今日でもデニムなどといった繊維産業の一大生産地として知られています。

画像7

当時は藍染といえば糸から染め上げる手法が一般的だった中、山陽染工では生地をそのまま機械に通すことで一気に染め上げるという、藍染の機械生産に国内で初めて成功し革命をもたらしました。その品質と技術力を買われて世界各地へと輸出され、今ではインディゴ染めだけでも1年に40km分にもなる量を染め上げています。

画像8

さらに、染色では柄を付けることができないと思われていた大正時代、白を抜き出すことで柄を生みだす「抜染(ばっせん)」という技術の機械生産も日本ではじめて確立させるに至りました。

画像9

そして創業から90年あまりの2014年、濃度の違う薬剤を複数使って濃淡を付ける「段落ち抜染」という、世界でただひとつの技術を生み出すことに成功したのです。

画像10

山陽染工にしか出せない「段落ち抜染」によるグラデーションは経年変化をより楽しめるため、デニム好きにはぜひ味わっていただきたい生地なのです。ひと目で山陽染工の抜染だと分かる繊細な段落ち抜染は、日本が誇る技術力であると私たちは考えています。

伝統技術は、BASSEN WORKSへ

画像13


繊維の一大産地である福山。しかし、90年代をピークに出荷量は減少しています。どうしてもアジア圏の価格競争もあり、市場を奪われている現状があるのです。

画像12

メイドインジャパンの生地は唯一無二の技術を持ち、素晴らしいものであるということを、ひとりでも多くの方に伝えたい。福山を、そして繊維業界をもう一度盛り上げるべく、2018年に「BASSEN WORKS」というブランドを立ち上げました。

画像2

第1弾では、同じく広島のシューズメーカー「スピングルカンパニー」とコラボ。山陽染工の「段落ち抜染」と、国内でも有数の「バルカナイズ製法」という技術から生まれたデニムシューズは、Makuakeで多くの方々からご支援を受け話題を呼びました。

すべて地元で作ったデニムスーツ

そして今回のジャケパンでは、同じく福山の縫製メーカー「弘文株式会社」とコラボレーション。弘文はワークウェアをメインで手掛けるメーカー、つまり厳しい環境、使用に耐えうる衣服をつくるプロフェッショナル。ジャケパンにも、機動性や耐久性に対する技術とノウハウが豊富に活かされているのです。

画像5

「おもしろそうだから。企業である以上もちろん利益とか考えるんですけど、それとは別でおもしろいかどうか、ということも大事にしているんです。」今回担当された弘文の児玉さんは、引き受けた理由をそう語ります。

「こういう新しい試みが広がって、いろんな人や企業さんとが繋がって、福山が盛り上がって、ってなったらいいですよね。やっぱり地元を盛り上げたい。」

画像3

今回山陽染工からは「自分たちらしさを織り込んで」というお願いもさせていただきました。そこで今回のジャケパンには、所々ワークウェアのノウハウを活かしています。たとえば裂けやすい部分には補強やダブルステッチを施したり、糸も太いものにしつつ、スッキリとしたステッチの見え方になるよう、糸調子を細かく変えて試作を重ねて出来上がったのです。

画像4

どこでも着ていけるジャケパンが「あったらいいな」という思い、「いいものを作りたい」という思い、そしてやはり福山の、日本の繊維産業を盛り上げたい。そうした願いから生まれた製品なのです。

温度調節をする"呼吸する素材"で365日快適に

画像13

デニムのジャケパンに使われている素材「アウトラスト」とは、汗ばむ気温では涼しく、肌寒い季節は温かく感じる“呼吸する素材”です。ひとが快適と感じる肌温度は31~33度といわれており、アウトラストには外気温に関係なく人の肌温度を快適に保とうとする機能が備わっています。

大正時代から続く、メイドイン福山のものづくり。
「BASSENWORKS アウトラストデニムスーツ」は、2019年12月30日までクラウドファンディング「Makuake」にて先行発売を実施しております。

機能性×伝統技術によって生まれたデニムのジャケパン。ひと味もふた味も違う生地感を、ぜひあなたらしく着こなしてみてください。
https://www.makuake.com/project/sanyosenko02/

この記事が参加している募集

買ってよかったもの

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?
気軽にクリエイターの支援と、記事のオススメができます!
え!いいんですか…!ありがとうございます。
5
こんにちは!日本のものづくりにこだわったオンラインショップ「CRAFT STORE」です。 職人さんへのインタビュー記事など モノの背景にあるストーリーをご紹介しています。 https://www.craft-store.jp/

こちらでもピックアップされています

Makuake制作実績
Makuake制作実績
  • 42本

Makuakeプロジェクトのストーリーをご紹介します。

コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。